地域DX( ICT・IoT)事業
自治体さまと最新技術を用いた様々な実証実験を実施し、より「暮らしやすい」広島を創造するため、
地域 DX の推進に社員一丸となって取り組んでおります。
【廿日市市吉和 】吉和地域暮らしのDX 推進(吉和地域における実証実験) |
吉和地域は人口588人、323世帯で、内65歳以上の住民が51.2%に上ります(2023年3月1日現在)。DXを進める上で障壁となるのはパソコンやスマートフォンなどに馴染みの無い高齢者の方が難しい操作に挫折してしまうことが一つの要因ですが、この度の事業では、家庭にあるテレビを使ってサービスを受けることができます。
当社ケーブルテレビチューナー「ちゅピCOM スーパーTV」を使い、吉和診療所や吉和支所などとつなぎ、テレビ画面から、オンライン診療や行政関係の相談ができるように開発をいたしました。また、テレビに取り付けたウェブカメラを通じて高齢者や子どもの見守りも行い、グループ会社・中国新聞情報文化センターの英語講座や生きがいづくりの講座もチューナーを通じて行います。
【北広島町】IoTを活用したスマート農業推進事業の実証実験 |
2021年8月5日に北広島町と締結した「次世代の地域情報通信基盤の研究に関する連携協定」に基づき、ちゅピCOMと北広島町は、スマート農業の勉強会を行って参りました。その中で北広島町から水稲の水管理作業の軽減に関する要望があり、当社が実証実験の全体コーディネートを行いました。
遠くの水田の水位・水温をスマホで確認できるようになるセンサーを、町内の水田に設置したところ、実証農家さまからは「確認しに行く回数が週 3 回から週1回のペースになった」など作業の省力化につながることが分かりました。
ちゅピCOMでは今後も町と連携し、スマート農業の推進に取り組んで参ります。
【廿日市市、広島工業大学、北広島町】ローカル5G調査研究開発 |
ちゅピCOMでは廿日市市、広島工業大学の3者で2020年11月17日に締結した、「次世代の地域情報通信基盤の研究に関する連携協定」に基づき、教育分野におけるローカル5Gなどの導入促進を目指して調査研究しています。
また、北広島町とは2021年8月5日に「次世代の地域情報通信基盤の研究に関する連携協定」を締結し、ローカル5Gなどを含む最新技術を活用した地域情報通信基盤の構築に向け、それぞれが持つ人材、知識、情報などの資源を活用して相互に協力研究し、Society5.0時代に適した地域情報通信基盤を構築することにより、地域の発展に寄与していくことを目指しています。